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J1優勝争いはトップ3が1ポイント差のまま残り4試合へ…ACL出場権は6クラブの争いに

■ACL出場権争いは6クラブに絞られた

 明治安田生命J1リーグは1日から2日にかけて第30節の8試合が開催。トップ3が揃って白星を収め、優勝争いは1ポイント差の争いのまま残り4試合に突入する。また、その上位3クラブを追う4位以下のチームの勢力図も徐々に変わりつつある。

 まず、30節を終えてACL出場権争いは6位・セレッソ大阪までの6チームに絞られた。6位・C大阪は今節、松本山雅FCに痛恨のドローを喫し、勝ち点を「1」積み上げるにとどまった。

 3位・横浜FMとの勝ち点差は「8」と、残り4試合で全勝を収めれば決して不可能ではない差ではあるが、横浜FMが現在3連勝の7戦無敗であること、FC東京と鹿島も好調を維持していることを考慮すると、3位滑り込みはやや厳しい情勢にある。C大阪は残り4試合で湘南ベルマーレ、ヴィッセル神戸、清水エスパルスと残留を争うチームと戦い、最終節に大分トリニータと対戦する。

 今節、川崎Fに敗れた5位・サンフレッチェ広島は、浦和レッズのACL決勝進出に伴い、10月29日にひと足早く31節を消化。他チームよりも1試合多く消化しており、残りは3試合。3位との勝ち点差は7ポイントであり、トップ3浮上の可能性を残している。次の試合は3週間のブレークを経て首位・鹿島戦となり、ここで敗れるとACL出場の可能性は消滅する。

 その広島を撃破した川崎Fは逆転での3連覇達成へ、もう負けが許されない状況だ。次戦は先に32節の浦和戦を5日に行い、9日に31節・鹿島との天王山に臨む。まずは中2日で迎える浦和戦が重要となってくるが、鹿島とその先に控える横浜FMとの神奈川ダービーで連勝できればトップ3浮上の可能性も高まってくる。懸念材料は広島戦で負傷交代した中村憲剛など、ケガ人の多さか。王者の底力が試される終盤戦となりそうだ。

■トップ3は手堅く白星を積み上げた

 そして、優勝争いの大本命に挙げられるのは勝ち点1差でトップ3に入る鹿島、FC東京、横浜FMの3チームだ。ともに30節を白星で飾り、きっちりと3ポイントを積み上げたが、今後は鹿島が川崎Fや広島、FC東京と横浜FMが直接対決を控えるなど、上位陣の潰し合いが行われる。

 鹿島にとっては次節の川崎F戦が天王山になる。リーグ戦では川崎F相手に2016年以来3年半勝利できておらず、ルヴァンカップ準決勝でも苦杯をなめた相手。ここで勝つか、敗れるかで優勝争いの構図も大きく変化してくるだろう。

 2位のFC東京は次節、最下位のジュビロ磐田とアウェイで対戦したあと、23日の32節で8月以来9試合ぶりにホームへ帰還する。残り4試合は強者揃い。残留へ死物狂いで挑んでくるであろう磐田や湘南、そして浦和との対戦に加え、最終節は横浜FMとの大一番が控えている。

 7戦無敗の3連勝と今最も勢いのある横浜FMは、残り4試合で札幌、松本、川崎F、FC東京とのゲームが控える。なんといってもラスト2試合、神奈川ダービー、そしてFC東京との一戦は場合によっては優勝を決する試合になる可能性もあり、ひと時も気は休まらない。2004年以来15年ぶりのJ1制覇へ、アンジェ・ポステコグルー監督のもと成熟した攻撃的サッカーが花開くのか、注目が集まる。

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