川崎フロンターレを率いる鬼木達が、横浜F・マリノス戦後に悔しさを口にした。
川崎Fは17日、2023シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕戦で横浜FMを本拠地・等々力陸上競技場に迎えた。試合は互いに高いインテンシティの入りを見せたが、4分にGKチョン・ソンリョンのパスをひっかけられたところから西村拓真がネットを揺らして横浜FMが先制。38分にもセットプレーからエウベルに押し込まれて2点差をつけられた。
その後、87分にはジェジエウがマルコス・ジュニオールを倒したとして、VARオンリーレビューの末に一発レッドで退場。一方で当初のPKからFKへと判定が変更になったうえ、M・ジュニオールが直接狙った強烈なシュートはGKチョン・ソンリョンが阻んだ。
後半ATに橘田健人が1点を返した川崎Fだったが、試合は1-2で終了。タイトル争いのライバルと目される昨季王者に黒星を喫するスタートとなっている。
試合後、鬼木監督は「このゲームに勝たせてあげられなかったことに悔しさはあります」としつつ、選手たちは「昨年のチャンピオンと戦う中で、チャレンジ精神を持ってやってくれた」と称賛。自身の責任の下で向上を誓った。
「今までやってきたこと、そして常に上回るところに、新たにやってきたことを出す姿勢があったことは良かったと思います。しかし、勝負の世界です。自分が責任を取るところではあるので、変わらず向かう姿勢、取り組む姿勢をもって続けてきたいと思います」
また、今後に向けては「下を向かずに次に向かうことが重要だと思っています」とも口に。昨季は3連覇の夢が横浜FMに絶たれ、今季2年ぶりのリーグ制覇に向けてもいきなり痛手を負わせられることとなったが、指揮官は目線を上げてシーズンに入っている。
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