V・ファーレン長崎は15日、MF中村慶太と明治安田J1百年構想リーグにおける契約を更新したと発表した。
32歳の中村は、流通経済大在学中にフランスのACBBへ留学。その後、同大に復帰し、長崎でJリーグデビューを飾った。2019年に清水エスパルスへ完全移籍し、2022年は柏レイソルに移籍。そして2023年より長崎に復帰していた。
中村はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。
「来シーズンもV・ファーレン長崎でプレーさせてもらうことになりました!まずはJ1昇格、本当におめでとうございます。そして、どんな状況でもクラブを信じ、支え続けてくれたファン・サポーターの皆さんに心から感謝しています。個人的には、ここ2年間怪我に苦しみ、思うようにプレーできず不甲斐なく思っています。J1昇格にもあまり貢献できず嬉しさの半面、プレーを見せられない悔しさが多く残るシーズンでした」
「それでも、自分のサッカー人生はここで終わるつもりはありません。この苦しみは必ず意味があり、最後には必ず報われる。そう信じて、V・ファーレン長崎のために、息子のためにもう一花咲かせられるように頑張ります。J1という日本最高峰の舞台で、このクラブのエンブレムを胸に戦えることに、強い覚悟と誇りを持っています。必ずピッチで存在感を示し、V・ファーレン長崎の勝利に貢献します。来シーズン、すべてを懸けて戦います。ともに、今を超える最高の景色を見にいきましょう」
今季J2を2位でフィニッシュし、J1昇格を決めた長崎。中村は今季リーグ戦4試合の出場にとどまっていた。
