Jリーグは24日に行われた理事会で、市川大祐氏と大島秀夫氏をJリーグ功労選手賞として表彰すること決定した。両氏は12月5日に横浜アリーナで開催されるJリーグアウォーズで表彰される。
清水エスパルスでキャリアをスタートした市川氏は、17歳でデビューを果たすと、契約満了となる2010年まで清水一筋でプレー。その後、ヴァンフォーレ甲府、水戸ホーリーホックなどを渡り歩き、2016年に加入したJFLのヴァンラーレ八戸で現役を引退。現在は清水の普及部コーチを務めている。
市川氏は日本代表にも選出され、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会に出場。「17歳322日」の日本代表最年少出場記録は未だ更新されていない。
大島氏は、1998年に前橋育英高校から横浜フリューゲルスに入団。その後、モンテディオ山形、横浜F・マリノス、アルビレックス新潟などで活躍。2013年にギラヴァンツ北九州へ完全移籍し、2016年に現役を引退。現在は横浜FMジュニアユース追浜のアシスタントコーチを務めている。
Jリーグ功労選手賞は現役時代にJリーグやリーグカップ、天皇杯に400試合以上出場、日本代表、国際試合への出場を含め500試合以上に出場した選手が対象となるもので、市川氏と大島氏はその条件を満たし、今回の受賞に至っている。
