いよいよ、23日に開幕が迫った明治安田生命Jリーグ。日本最高峰の熱き戦いが、いよいよ始まる。
今年で開幕25周年を迎えたJリーグだが、世界各国のジャーナリストはどのような印象を抱いているのだろうか。
今回は、世界各国の『Goal』ジャーナリストに質問を送付。彼らの印象について答えてもらった。シリーズでお伝えする。
第4弾は中国。近年は、各クラブが欧州でプレーするビッグネームを引き入れ、話題にのぼることも多くなった中国スーパーリーグ(CSL)。ドイツやスペイン人記者は、「Jリーグには中国のような投資が必要」と口をそろえて言っている。
そんな中国のジャーナリストは、どのような目でJリーグを見ているのだろうか。『Goal』編集部中国版、フー・ジチェン記者が答えてくれた。
■中国でも大人気のJリーグ
フー記者によると、Jリーグは「熱狂的な中国サッカーファンにとっては人気がある」という。日本のサッカー漫画『キャプテン翼』も、中国サッカー少年のバイブルとなっているようだ。
また、頻繁にアジア・チャンピオンズリーグで中国クラブと対戦していることもあり、一般的に多くのクラブが認知されているとフー記者は明かしてくれた。中でも「横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、浦和レッズ」が特に人気があるという。
■CSLにとって最高の“お手本”
大型補強の影響で、世界的に話題に上がることも多いCSL。しかし、様々な面でJリーグに遅れていると、フー記者は感じているという。
「CSLは、大型補強と政府の支援により急速に発展し、各国で注目される価値のあるリーグだろう。しかし、インフラや組織、技術レベル、若手選手の育成、ファンの文化……上げればキリがないが、多くの面でJリーグに劣っている」
![Urawa Reds J League](https://assets.goal.com/images/v3/bltdcc7205f1c04ff12/ecd09e83a67630730297e43bbc39dbd3ecc8c60e.jpg?format=pjpg&auto=webp&width=3840&quality=60)
「中国のクラブは、将来に投資するために十分な資金を持っている。しかし、今は投資よりも大事なことを考えなければいけない時期だ。その意味でも、Jリーグは最高の見本である」
一部の欧州記者は、「今やCSLがアジア最高のリーグ」との見解を示している。
しかしアジア圏内では、Jリーグや日本のサッカー文化はまだまだ“お手本”にすべき存在のようだ。
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