12月9日、東京・六本木にあるYouTube Space Tokyoには、”タイのメッシ”ことチャナティップ・ソングラシの姿があった。この日はJリーグがチャナティップを招き、全編タイ語でタイのサッカーファンやサポーターに向けてJリーグYouTubeチャンネルにてライブ配信を実施。チャナティップのマネージャーであり、ライブ配信中はMCを務めたParamat Injampa氏と共に1時間にわたって今シーズンの北海道コンサドーレ札幌でのプレーや、日本での暮らしについて語った。
特に印象に残っている選手として、チャナティップは札幌で共にプレーする小野伸二や川崎フロンターレの中村憲剛の名前を挙げ、川崎の見事な逆転優勝にも言及。さらに事前にファンから募集していた今シーズンのチャナティップのお気に入りのプレーをランキング形式で発表し、チャナティップが自らのプレーについて解説を行う一幕もあった。
そして、ライブ配信の目玉として、Googleのビデオ通話機能、ハングアウトを使った母国にいるファンたちとの”国際交流”がスタート。参加者全員と簡単な挨拶を交わし、「チャナティップクイズ」と題してゲームが始まった。チャナティップが「日本に来て一番驚いたこと」や「日本で一番美味しいと思う食べ物」などパーソナルなクイズから、「いつからサッカーを始めたか」や「2012年のタイ・プレミアリーグで獲得した賞は」などキャリアについて、さらに「2018 FIFAワールドカップ ロシアで優勝するチームは？」といった大胆な予想まで、多彩な出題に参加者のみならずチャナティップも大興奮。スタジオ内は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。
最後は来シーズンに向けたチャナティップの決意の言葉で締めくくられ、ライブ配信の視聴者・参加者たちは母国の若きスター選手のさらなる活躍に、期待に胸を膨らませていたようだ。ライブ配信の様子は以下から。
また、JリーグYouTubeチャンネルではライブ配信当日の舞台裏の様子を収めた映像も公開中だ。