ジュビロ磐田がオランダ1部NACブレダからDFヤン・ファン・デン・ベルフ獲得へ近づいているようだ。オランダ『VI』が伝えた。
30歳のファン・デン・ベルフはベルギー出身で、左利きのDF。センターバック、サイドバックとしてプレー可能で、過去2シーズンで73試合に出場し8ゴールを記録していた。
NACでは主将としてもプレーしていたファン・デン・ベルフだが、自身の個人的な長年の願いである日本への移籍に向けて動いていたとのこと。クラブ公式サイトを通じ、退団を発表したファン・デン・ベルフはこのように述べている。
「私のサッカーへの情熱がブレダにあることは間違いないが、私と家族のためにこの利益の高いサッカーの冒険を逃すわけにはいかなかった。NACとそのサポーターの皆様には、かけがえのない思い出とともに素晴らしい2年間を過ごせたことに心から感謝しています。これは決して『お別れ』ではなく、『またね』です」
NACのテクニカルディレクター、ピーター・マース氏は「NACはヤンとの契約延長を何度か試みたが、彼は日本での利益の高い冒険に全力を尽くしたいと私たちに示した。私たちは彼に感謝し、この年齢で個人的な夢を追求する機会を与えた。日本との合意は、関係者全員にとって満足のいく結果をもたらした」と説明している。
なお、ジュビロ磐田は移籍金として80万ユーロ(約1億3000万円)を支払うと伝えられている。
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