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ジュビロ磐田、選手新規登録禁止処分は覆らず…F・ゴンザレスに関するCASへの上訴が棄却

ジュビロ磐田は23日、FWファビアン・ゴンザレスの契約に関するスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を発表した。

F・ゴンザレスは2021シーズンに磐田に完全移籍加入。前所属クラブは母国のアトレティコ・ナシオナルとなっていたが、国際サッカー連盟(FIFA)の紛争解決室(DRC)は、磐田加入前にタイのクラブと取り交わした契約が存在したと認定。F・ゴンザレスが正当な理由なく契約を解除し、磐田がそれを誘引したことが推定されると判断された。

DRCからのFIFA規則違反に対する処分としては、F・ゴンザレスに対するタイのクラブへの約5万ドルの賠償金支払い命令(磐田は当該支払義務を選手と連帯)。さらに、F・ゴンザレスにはスポーツ制裁として4カ月の公式戦出場停止処分、そして磐田にはすべてのカテゴリーの男子チームを対象とし、今後2回の登録期間(2023年第1および第2登録期間)における新規選手の登録禁止処分が下されていた。

その後、磐田は不服申し立てを行うことを表明していたが今回、CASへの上訴は棄却という結果に。磐田は「申し立てが認められなかったことは誠に遺憾ではございますが、当クラブはスポーツ仲裁裁判所(CAS)の仲裁判断に従い、スポーツ制裁を受け入れることといたします。なお、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が下記結論に至った理由は現時点においては明示されておりません」と声明を伝え、「この度の結果を非常に重く受け止め、当クラブのガバナンス体制を改めて見直し、再発防止を図ってまいります。本件に関しまして、ジュビロ磐田に関わるすべての皆さまに心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

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