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イタリア、53年ぶり2回目のEURO制覇!“ホーム”のイングランドとのPK戦を制す

現地時間11日、EURO(ユーロ)2020は決勝戦が行われ、ウェンブリー・スタジアム(イングランド)でイタリアとイングランドが対戦した。

53年ぶりの優勝を目指すイタリアと、初の決勝進出を決めたイングランド。どちらが勝っても歴史的な勝利に酔いしれることになるが、イタリアは33戦無敗を継続しており、イングランドも今大会は6試合で1失点と堅守が光る。決勝戦らしく互いに慎重な入り方が予想されたが、試合は開始早々に動く。

開始わずか2分、カウンターからケインのサイドチェンジを右サイドで受けたトリッピアーが、ウォーカーのクロスオーバーを利用して余裕を持ってクロスを上げる。これをファーサイドでフリーとなっていたショーがハーフボレーで捉え、あっさりとイングランドが先制する。

早くもウェンブリーの大観衆を爆発させることに先行したイングランドに対し、早くも先制を許したイタリアは中盤で細かいパスを繋ぎながら前進していくが、イングランドの守備ブロックを前になかなかバイタルエリアに侵入できず、シュートチャンスを作れない時間帯が続く。

35分には右サイドから強引にカットインしたキエーザが、そのまま左足でシュート。GKピックフォードも反応できない強烈なシュートは、ゴール右へとわずかに外れた。前半終了間際には右クロスをゴール前のインモービレがダイレクトで合わせるが、このボレーはストーンズがコースを切ってブロック。イングランドが1点をリードして試合を折り返した。

後半もイングランドが自陣に築き上げた守備ブロックに苦戦するイタリアは54分、バレーラとインモービレを下げてクリスタンテとベラルディを投入。62分には左サイドからカットインしたキエーザのシュートがゴール右隅を捉えるが、GKピックフォードがファインセーブで切り抜けた。

圧倒的にボールを支配し、徐々に攻勢を強めていくイタリアは67分、右CKをニアサイドで逸らし、ファーサイドのヴェラッティが頭で押し込む。これが左のポストを叩き、こぼれ球を最後はボヌッチが押し込んでイタリアが同点に追いついた。

追いつかれたイングランドは70分、トリッピアーに代えてサカを投入し、3バックから4バックへと移行。さらに74分にはライスに代えてヘンダーソンを投入し、消耗した中盤に活力を与える。

一方のイタリアは、その突破力で幾度となくチャンスを演出していたキエーザが接触プレーで足を痛め、86分にベルナルデスキとの負傷交代を余儀なくされる。

アディショナルタイムは6分と長めに取られたが、スコアは動かず勝負は延長戦へともつれ込んだ。

2大会連続で延長戦突入となったEURO決勝。イタリアはインシーニェに代えてベロッティを投入し、96分にはヴェラッティを下げてロカテッリを投入し勝負に出る。イングランドも100分にマウントを下げてグレアリッシュを投入し、総力戦の様相を呈するが、スコアに動きはなく延長後半へ。

延長後半も互いにギリギリのところでの攻防が続く中、終了間際にイタリアはエメルソンに代えてフロレンツィ、イングランドはヘンダーソンとウォーカーに代えてラッシュフォードとサンチョを投入し、PK戦も考慮した交代カードを切る。

そのまま延長戦は終了し、勝負の行方はPK戦に委ねられることとなった。イングランドサポーターが陣取るゴールで行われたPK戦。先攻は2試合連続のPK戦となるイタリア。2人目のベロッティのキックがピックフォードが止められたイタリアに対し、イングランドは3人目のラッシュフォードがポストに当ててしまう。

さらに4人目のサンチョもドンナルンマにストップされたイングランドだったが、決めれば優勝のジョルジーニョのPKをピックフォードがセーブ。しかし、イングランド5人目のサカのキックを再びドンナルンマがストップし、イタリアが53年ぶり2回目のEURO制覇を成し遂げた。

■試合結果
イタリア 1(3PK2)1 イングランド

■得点者
イタリア:ボヌッチ(67分)
イングランド:ショー(2分)

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