イタリア代表のレオナルド・ボヌッチが、2日に行われたEURO(ユーロ)2020準々決勝のベルギー戦を振り返り、準決勝進出に喜びを示した。
オーストリアとの延長戦を制してベスト8に進出したイタリアは、前回王者のポルトガルに勝利して駒を進めたベルギーと準々決勝で対峙した。13分にFKからボヌッチがゴール前でボールを押し込み、イタリアが先制点を奪ったかに思われた。しかしその後のVARにより先に触っていたフロレンツィがわずかにオフサイドだったとしてノーゴールとなった。それでも31分にニコロ・バレッタのゴールで先制すると、44分にロレンツォ・インシーニェが追加点を奪う。
前半終了間際にはPKから失点を喫するが、後半は試合巧者ぶりを発揮したイタリアが上手く時間を使いながら逃げ切りに成功。予選から15連勝というEURO大会新記録を樹立したイタリアが、準決勝へと駒を進めた。
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試合後、ボヌッチは『RAISport』にベルギー戦を振り返ってコメントしている。
「特に彼らはカウンターにおいて危険なチームだ。僕たちはベルギーのクオリティを理解していた」
「2-0にするなどゲームを支配できていたと思う。ただ、疑わしいペナルティにより、再び試合が動き出したね。でも僕たちはしっかりと持ちこたえて、イタリアのチームとイタリアの心がいかに重要であるかを再び示すことができた」