EURO(ユーロ)2020決勝トーナメント1回戦が26日に行われ、イタリア代表とオーストリア代表が対戦した。
3連勝でグループステージを突破したイタリアはロレンツォ・インシーニェ、チーロ・インモービレ、ドメニコ・ベラルディの3トップ。中盤にはマルコ・ヴェッラッティ、ジョルジーニョ、ニコロ・バレッラが据えられた。オーストリアは4バックを敷き、要のダヴィド・アラバは左サイドバックに入っている。
イタリアは縦に速い攻撃を見せ、左サイドのインシーニェが積極的にシュートを放っていく。16分には、レオナルド・スピナッツォーラのクロスにバレッラがボレー。ライナー性のシュートはGKダニエル・バッハマンが足でしのいだ。
その後もイタリアがボールを支配。32分にはインモービレがゴール中央からミドルシュートを放つが、左ポストに嫌われた。結局、前半はオーストリアが耐え抜く形でスコアレスとなった。
後半開始早々にはオーストリアがペナルティーエリアのすぐ外からFKを獲得。ゴール中央からアラバが狙うが、惜しくも枠を捉えきれず頭を抱える。
65分にはオーストリアがついにネットを揺らす。右サイドからのアーリークロスをアラバが頭で折り返し、これをマルコ・アルナウトヴィッチが頭で押し込むが、VARの末にオフサイドで取り消しとなった。
後半、勢いを失っていたイタリアは、グループステージで結果を残していたマヌエル・ロカテッリとマッテオ・ペッシーナをピッチに送り出す。しかし、膠着状態は続き、90分では決着がつかず延長戦へと突入する。
すると95分、途中出場で入っていたフェデリコ・キエーザが大仕事をやってのける。右サイド深くでボールを受けると、DFを一人かわして左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さり、ついにスコアが動く。
さらに105分には追加点。フランチェスコ・アチェルビのエリア内でのポストプレーからペッシーナが左足でゴール右に叩き込み、イタリアが2-0とする。延長後半はオーストリアも反撃に出るが、イタリアはジャンルイジ・ドンナルンマの好守でしのぐ。しかし、オーストリアも意地を見せる。114分、コーナーキックからニアサイドでササ・カライジッチがダイビングヘッド。これがゴールへと吸い込まれ、1点差に。結局、イタリアが2-1と逃げ切り、辛くもベスト8進出を決めた。
■試合結果
イタリア 2-1 オーストリア
■得点者
イタリア:キエーザ(95分)、ペッシーナ(105分)
オーストリア:カライジッチ(114分)
