Newcastle United FC v Everton FC - Premier LeagueGetty Images Sport

イサク問題がチーム全体に波及…ニューカッスル指揮官「今は合流させられない。混乱している選手もいる」

ニューカッスルのエディ・ハウ監督は、渦中のFWアレクサンデル・イサクについて語っている。

昨季は公式戦42試合で27ゴール6アシストと目覚ましい活躍を見せ、リーグカップ優勝やチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したイサク。しかし、今夏のプレシーズンツアーには帯同せず、移籍希望を通達したことが複数メディアで報じられている。その後は古巣レアル・ソシエダの施設で個人練習を続けていたが、先日ニューカッスルの練習場に復帰したことが伝えられていた。

そんな25歳FWだが、依然としてニューカッスルの全体練習には合流していない模様。8日に行われたエスパニョールとの親善試合(2-2)も欠場している。ハウ監督は、選手の健康状態は良好であるとしつつ、将来について以下のように語った。

「彼は今もこのクラブにいる。もちろんニューカッスルに将来がある。クラブ関係者全員がイサクのチーム復帰を切望しているのは間違いないんだ。しかしそのためには、状況を整理する必要がある。彼はここにいて、我々と契約を結んでいる。その立場にある限り、もちろん再びニューカッスルでプレーする可能性がある。だが、将来がどうなるかはわからない」

「アレックスには今日もプレーしてもらいたかったし、明日も練習に来て欲しい。彼が一緒にいてくれることを望んでいる。はっきり言うが、それを望んでいないなんてことはまったくない。だが、(16日のプレミアリーグ開幕戦)アストン・ヴィラ戦までに状況が変わるとは思えない」

そのうえで、「話し合いは重ねてきたが、現時点で彼を合流させることができないのは明らかだ。どれくらい続くかはわからない。これが最新のニュースだ。話し合いの内容は非公開にすべきだと思っている。だが、チームに復帰させられないのは確かだよ」とコメント。さらに、チーム全体に波紋が広がっているとも語っている。

「選手がこうした状況になるとチームに不安が広がるし、混乱しているのはわかっている。ここに来てからは初めてのことだ。当然ながらこの件は話題になっている。だが、選手たちは頑張ってくれているね。それを高く評価しなければならない」

なお『The Athletic』によると、イサク本人はリヴァプール移籍を熱望している模様。しかし1億1000万ポンド(約215億円)の正式オファーが拒否された後、リヴァプール側は再オファーの意思がないとも伝えられている。

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