インテルは今夏、バイエルン・ミュンヘンのGKヤン・ゾマーの獲得を目指しているが、交渉は難航し、守護神を確保できないまま、日本ツアーに臨むことになりそうだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が20日、伝えている。
先月末で39歳GKサミル・ハンダノヴィッチとの契約を満了したうえ、昨シーズンにレギュラーを務めたGKアンドレ・オナナをマンチェスター・ユナイテッドへと放出したインテル。指揮官のシモーネ・インザーギは、その後釜として、「東アジアで行われるアル・ナスルやPSG(パリ・サンジェルマン)との対戦までにゾマーが加わることを願っていた」が、20日のバイエルンとの交渉で期待された結果を得ることができず、「予想外の出来事が起きない限り、スイス人GKがインテルの日本ツアーでインザーギの配下になることはない」とイタリア紙は伝えた。「ゾマーは日本へ飛び立つが、バイエルンのチャーター機で向かうことになる」との見通しを述べた。
インテルは、24日に来日し、27日にクリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスル戦(ヤンマー)と8月1日のPSG戦(国立)に臨む予定だが、「ゴールマウスに立つのは、フィリップ・スタンコヴィッチか、新シーズンから第3GKを務めることになる(ラッファエーレ)ディ・ジェンナーロになる」見込みだ。
スイス人GKの獲得が進まない背景には、バイエルンがバレンシアとの間で行っているGKギオルギ・ママルダシュヴィリの獲得交渉が停滞し、破談となる可能性が浮上している点が挙げられる。このためバイエルンは、ゾマーの後釜確保に確証を持てず、インテルへのGK売却にストップをかけた形となる。また、ゾマーの取引を巡っては、契約解除条項を巡る認識の違いも指摘されているが、両クラブは交渉を一時保留し、「数日後に日本で落ち合うかもしれない」とも伝えられている。なお、ゾマーは、すでにインテルとの2年契約(1年の延長オプション付き)に合意していることが報じられている。
