元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が、イタリア国営放送『ラディオ・アンキオ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣などについて語った。
かつて元ブラジル代表FWロナウドのセリエA上陸を実現したほか、ジョゼ・モウリーニョ指揮下の2010年には、トリプレーテ(国内リーグ&カップ戦およびチャンピオンズリーグの3冠)を達成するなど、インテル黄金期を築いたモラッティ氏。そんな元インテル会長が、セリエAで単独首位を走るシモーネ・インザーギのチームについて語った。
「ユヴェントス対インテルは、悪い試合ではなかったが、両チームともに慎重で、イタリアダービーらしい特徴がなかった。引き分けの結果は妥当だったと言える。ラウタロ(マルティネス)は誰と比較できるか? 彼の特徴はすべて彼独自のものだ。(アントニオ)アンヘリージョを考えたが、彼は別のタイプの選手だった。ラウタロは自身のスタイルを持っていて、彼のプレーは見ていて素晴らしい。ダービーのゴールも極めてクリーンなものだった」
続いて元インテル会長は、スクデット争いのライバルとしてのミランを問われると、自身の見解を示した。
「ミランは解読できないチームだ。ある時は、最高に素晴らしいチームに見える一方で、もろい部分もある。知名度が高くない選手たちもいる中、彼らのパフォーマンスを引き出せたのは、(ステファノ)ピオリの功績だろう。だが(インテルが5-1で勝利した)ミラノダービーは壊滅的だった。そのチームがインテルよりも良い成績を収めるとは考え難い」
最後にモラッティ元会長は、自身のキャリアを振り返り、2001年のアンドレア・ピルロや1996年のロベルト・カルロスの売却などを後悔していることを明かした。
「すれば良かったこと、しなければ良かったことは山ほどある。選手を売らずに残留させるべきだったなどね。ただ、その状況下において、やむを得ずにそうしなければならない時もある。例えば、ピルロとか、ロベルト・カルロス(の売却)など残念に思っていることはたくさんある」
「逆に獲得しようとせずに後悔した選手はいない。全員を獲得しようと努めたからね。売却した選手と言ったのは、クラブの収支上、必要だったからで、彼らが極めて強い選手であることはわかっていた」


