インテルに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のステファノ・バリジェッリ編集長が10日、自身の見解を示した。
リーグ戦再開の一戦でナポリとのビッグマッチを制したものの、直後に昇格組のモンツァと引き分けるなど継続性に欠けるインテル。そんなシモーネ・インザーギのチームについて、イタリア紙の記者が分析を行い、昨夏にチェルシーからレンタル加入したルカクの存在に疑問を呈した。
ルカクはリーグ優勝を果たしたコンテ指揮下の2020-21のような活躍を期待され、1年ぶりにインテルに復帰したが、今シーズンは度重なるケガに悩まされて結果を残せず、9日には新たに左ひざの腱の炎症により再びチームを離脱した。
「インテルは(継続性の問題の)解決策としてルカクを見出したが、これまでコンテ時代の半分以下の価値しか示していない」と指摘。「誰の責任であるかを問うのは難しいが、間違いなく、現在のルカクのレンタル契約を延長することに意味はない」との見解を示した。
また、バリジェッリ編集長は、王座奪還を目指すインテルの今後の行方に目を向けた。インザーギのチームは、リーグ戦17試合を終えて34ポイントで4位。首位を走るナポリとの間に開いた10ポイントの差は、「(ルチアーノ)スパレッティのチームとインザーギのチームの顔ぶれと比較する限り、説明がつかず、言い訳できないほどに巨大」だと批判した。
ただ、リーグ戦は「まだ何カ月もあり、多くの試合が残っている」だけに「挽回するための時間はまだある」。それにリーグ戦の結果が重要視されるとはいえ、スティーヴン・チャン会長が力を入れるチャンピオンズリーグ(CL)においても、チームはまだ勝ち残っており、「簡単ではない目標だが、CLで準決勝に進出できればリーグ戦の失敗の埋め合わせができる」と指摘。さらには「インザーギが得意とするコッパ・イタリアやスーペルコッパもある」と述べた。ただ、「現在のようにスクデット争いから遠く離れた状態でフィニッシュすれば、簡単には許されないだろう」との見解も示した。


