約2カ月ぶりに再開したセリエAで人種差別的なチャントが相次ぎ、インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクらがその対象となった。イタリアメディア『スカイスポーツ』が5日、伝えている。
4日に行われたセリエA第16節レッチェ対ラツィオにおいては、レッチェに所属する元バルセロナのフランス人DFサミュエル・ユムティティおよびザンビア代表MFラメック・バンダに対し、ラツィオサポーターから人種差別的なチャントが向けられた。
63分、事態を見かねた主審が試合を一時中断する措置を取るまでに発展しており、スポーツ裁判所は、ラツィオに対し、8日に行われる次戦エンポリ戦において、スタディオ・オリンピコのクルヴァ・ノルド(ゴール裏のラツィオサポーターの観客席)を閉鎖することを命じた。
また、ミラノで行われたインテル対ナポリにおいても、同様の事件が発生している。ナポリの観客が陣取る観客席の一角からインテルのFWルカクへ向けて差別的なチャントが確認されており、スポーツ裁判所は、イタリアサッカー連盟(FIGC)に対してチャントを行ったナポリサポーターが通常、ホームのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで陣取る区画の特定を指示。判明すれば、ラツィオと同様にホームゲームにおいて該当区画の閉鎖が命じられる可能性がある。
