Daichi Kamada Frankfurt 06032023(C)Getty Images

インテルの鎌田大地獲得は?「日本人選手は6人目のMFではない」と伊紙

インテル移籍の可能性が伝えられた日本代表MF鎌田大地について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が28日に伝えている。

今夏の移籍市場において、ミラン移籍が目前にまで迫ったとされるフリーの鎌田。だが、ステファノ・ピオリのチームは、ディレクター陣の退任により補強計画を変更して獲得から撤退したことでの破談が伝えられた。そんな中、現地ではインテルに対して鎌田の獲得の打診があったことが報じられた。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「フランクフルトを退団した攻撃的MFは、中盤の完成を目指して選手を探しているインテルに提案された」と報道。それでも、『コリエレ・デロ・スポルト』は「日本人選手は6人目のMFではない。ターゲットはウディネーゼの(ラザル)サマルジッチのままだ」と、現時点で移籍の実現性が低いとみている。

さらにイタリア紙は、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの後釜として、鎌田の獲得に乗り出していたラツィオにも言及。「マウ(リツィオ・サッリ)は、カマダ獲得にゴーサインを出していたが、年俸500万ユーロ(約7.7億円)と仲介手数料のコストにより、(クラウディオ)ロティート会長はフリーでの日本人選手獲得を断念した」と振り返った。なお、ラツィオは代替候補として、鎌田の元同僚のジブリル・ソウとの交渉を進めたが、指揮官のサッリが獲得に一時的にストップをかけたことで、スイス人MFはセビージャ行きに傾いているとみられる。

以下に続く
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