Romelu Lukaku Inter 2022-23Getty

インテル指揮官の元同僚が持論「ルカクがカルチョを忘れたとは思わないが…」

元イタリア代表FWのベルナルド・コッラーディ氏が16日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューでスーペルコッパ・イタリアーナやベルギー代表FWロメル・ルカクについて見解を示した。

コッラーディ氏のラツィオ時代の元同僚シモーネ・インザーギが率いるインテルは18日、昨シーズンのコッパ・イタリアの覇者として、セリエA王者のミランとスーペルコッパで対戦する。コッラーディ氏は、サウジアラビアの首都で行われる対決について持論を展開した。

「現在、両チームともにトップコンディションとは言えない状態だと思うが、スーペルコッパは今シーズンの転換点となる試合かもしれない。長旅ではあるが、タイトルを獲得して帰還すればリーグ戦で首位のナポリを追走する上でのエネルギーになるはずだ」

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さらに、コッラーディ氏はインテルの攻撃陣について言及した。アルゼンチン代表として世界の頂点に立ったラウタロ・マルティネスが好調を維持する一方、昨夏1年ぶりにインテルに復帰したルカクは思うような結果を残せていない。

「私の友人シモーネが率いるインテルはクオリティが高く、選手層も厚い。ラウタロはワールドカップ(W杯)で優勝したとはいえ、必ずしも思い通りの大会ではなかったはずだ。それでもインテルで常に重要なパフォーマンスを見せてきた選手だ」

「インテルを去る前のルカクはDFを2、3人引き連れてもゴールを決めることができる選手という印象だった。だが、一定のレベルに戻るためには時間が必要だ。また、試合で良くないプレーだったとしてもプレーすることでコンディションが戻ってくる。チャントで歌われているように、ルカクがカルチョを忘れてしまったとは思わない。彼に時間を与えるべきだ。インテルにはルカクを待っていられるだけの戦力もある」

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