インテル、コンテ監督の電撃退任を発表！今季11年ぶりのスクデット獲得も上層部と意見合わず

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】インテル（セリエA）から去ることが決まったアントニオ・コンテ監督は、トッテナム（プレミアリーグ）に向かうのではないかと考えられている。

インテルは26日、アントニオ・コンテ監督の退任を発表した。

2019年夏にインテルの指揮官に就任したコンテ監督。今シーズンに2010年以来11年ぶりのスクデット獲得にチームを導いた同指揮官だが、シーズン終了からわずか3日でクラブから離れることが決まった。

インテルは26日に公式ウェブサイトで「アントニオ・コンテと双方の合意に基づいて契約を終了することをインテルは発表する。19度目のリーグ優勝など素晴らしい働きを見せたアントニオに感謝したい。アントニオ・コンテはこれからもクラブの歴史の一部であり続ける」と発表した。

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なおイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えたところによると、最大20％の減俸と今夏の移籍市場で選手の売却を進めることを決めたスティーヴン・チャン会長とオーナーの蘇寧グループの決定に、コンテ監督が反発した模様。インテルが将来的な成功を掴むには投資を続ける必要があると考える同指揮官は、クラブ会長との会談の中で契約解消を申し出たとされている。

なおコンテ監督の後任としては、同じく元ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ氏、マウリツィオ・サッリ氏、ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッチ監督、ラツィオのシモーネ・インザーギ監督が候補に挙がるようだ。