国際サッカー連盟(FIFA)は、記録的なマーケットとなった今夏の移籍市場のレポートを発表した。
9月1日にヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉幕。イギリス最高額を更新するモイセス・カイセドのチェルシー移籍や、ハリー・ケインやジュード・ベリンガムの高額移籍があったり、さらにサウジアラビア勢の驚異的な動きが見られたりと多くの話題があった。
そして8日、FIFAは今夏の移籍市場のレポートを発表。これによると、6月1日から9月1日までに完了した男子の国際移籍の総額は73億6000万ドル(約1兆880億円)に上り、昨夏よりも47.2%の上昇率を記録した。さらに、これまでの最高額であった2019年夏の移籍市場を26.8%上回り、史上最高額を記録した移籍市場となった。また、移籍成立数は史上初めて1万の大台を超え、1万125件を記録した。
国別でみると、イングランドが19億8000万ドル(約2930億円)と全世界でトップの支出を記録。一方でドイツが11億1000万ドル(約1640億円)と世界で最も移籍市場で収益を出した国になり、夏の移籍市場で史上初めて10億ドルを上回った。
また、イングランドに次ぐ世界2位の支出を記録したのはサウジアラビア。総額8億7540万ドル(約1290億円)を記録して、フランス(8億5970万ドル(約1270億円))、ドイツ(7億6240万ドル(約1130億円))、イタリア(7億1100万ドル(約1050億円))、スペイン(4億560万ドル(約674億円))のヨーロッパ主要リーグを上回った。
さらに、女子の国際移籍においても記録的な移籍市場に。史上最多となる829件の移籍が成立し、6月からの3カ月間に完了した国際移籍の総額は6億9660万ドル(約1030億円)に上り、2023年全体では8億5300万ドル(約1260億円)となった。これは昨年全体の移籍金合計額よりも36.9%高い数値になった。
