インテルが退任したシモーネ・インザーギ監督に対して激怒しているようだ。
2021年からインテルを指揮したインザーギ監督。昨シーズンにはセリエA優勝を成し遂げ、さらに直近の3シーズンで2度のチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にチームを導くなど、クラブに成功をもたらしてきた。
しかし、パリ・サンジェルマン(PSG)に0-5の完敗を喫して15年ぶりのCL制覇が叶わなかった直後、インテルとインザーギ監督は別々の道を歩むことが決定。クラブはOBのクリスティアン・キヴ監督を招聘し、指揮官はサウジアラビアのアル・ヒラルに就任した。
そんなインザーギ監督のアル・ヒラル就任劇だが、どうやらPSGと対戦するCL決勝までに決定していた模様。アル・ヒラルCEOのエステヴェ・カルザダ氏はイギリス『BBC』で「彼はとても大きな試合を控えていて、決勝の後まで待つように私たちに言ってきた。すでに決まっていたことだったが、ファイナルまで契約にサインしてはいなかった」と明かしていた。
この発言を受け、インテルの首脳陣は決勝を戦う前にすでに退任を決断していたインザーギ元監督に騙されたと感じており、憤慨している模様。選手たちも指揮官の意図を感じ取り、これがCL決勝での低調なパフォーマンスの原因になった可能性があるとも伝えられている。
また、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、インザーギ監督とアル・ヒラルの交渉は同指揮官がAFCチャンピオンズリーグエリート準決勝のアル・ヒラル対アル・アハリを観戦したと報じられた頃から開始された可能性があると報道。さらに、インザーギ監督はニコロ・バレッラとアレッサンドロ・バストーニをアル・ヒラルに勧誘していたとも報じられている。


