インテルのシモーネ・インザーギ監督は、セリエAとチャンピオンズリーグの2冠の可能性を残すチームについて語った。
11日に行われたセリエA第36節でインテルは敵地でトリノと対戦。5日前にバルセロナとの死闘を制したインテルは、14分に二コラ・ザレフスキが先制点を挙げ、49分にクリスティアン・アスラニがPKを沈めてリードを広げる。トリノを最後まで寄せ付けなかったインテルが2-0で勝利した。
バルセロナ戦から大幅に先発メンバーを入れ替えてトリノに勝利したインテルは、その後に行われた試合でジェノアに2-2で引き分けた首位ナポリとこれで勝ち点を1ポイントに縮め、優勝を懸けた残り2試合に臨む。
インザーギ監督は試合後に『スカイスポーツ・イタリア』で「スクデットは我々の手の中にはなく、今日のように真剣にオーガナイズされた試合をしなければならないだけだ。今日の相手は9試合負けなしで、タフで気持ちのあるインテルが必要っだった。今日、我々はそのようにできた」と満足を口に。
また、セリエA優勝とチャンピオンズリーグ優勝の2冠の可能性を残す中、インザーギ監督は予算面で他のビッグクラブに劣るチームは気持ちを持ってプレーしなければならないと語った。
「異なる視点から見ることに興味があったから、バルセロナとの準決勝を見直した。全員がすべてを出していたし、これこそチャンピオンズリーグ決勝にたどり着くための唯一の方法だ」
「インテルには小さなスカッドしかないと言われているが、我々にはパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘンのような予算があるわけではない。だから、我々は組織面でより良くなる必要がある。おそらく我々は最も強いチームではないが、このような気持ちがあれば、どこが相手でも戦うことができるはずだ」


