セリエAは4日、各地で第16節が行われた。
インテルは敵地でローマと対戦。かつてイタリア史上初となる3冠をもたらしたモウリーニョ監督との対戦となったが、前半から畳み掛ける。15分、CKをチャルハノールが直接叩き込んで先制に成功。さらに24分、チャルハノールのお膳立てから、古巣対戦となったジェコがネットを揺らした。
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止まらない王者は39分、ダンフリースの移籍後初ゴールでダメ押しとなる3点目。前半だけで試合を決めたインテルが、3-0で快勝を収めた。
首位ナポリ対4位アタランタによる注目の上位対決は、3-2でアタランタが制した。ケガ人続出のナポリは、ビッグマッチで3バックを選択。しかし開始7分、絶好調サパタの突破からマリノフスキーに決められて先制を許す展開となる。
それでも40分、マルキュイの突破から最後はジエリンスキがこぼれ球を豪快に決めて追いつくことに成功。そして47分、マルキュイのワンタッチパスに抜け出したメルテンスが独走。そのままGKとの一対一を制して逆転した。
しかしその後猛攻を浴びると、66分、角度のないところからデミラルに豪快なシュートを叩き込まれて再び同点に。そして71分、イリチッチのラストパスをフロイラーに沈められ、再逆転を許した。試合はこのまま終了している。
この結果、セリエAの順位に変動が。同日にサレルニターナを2-0で下したミランが、勝ち点38で首位に浮上。インテルが同37で続き、首位を守り続けていたナポリが同36で3位に転落。4位アタランタに2ポイント差まで詰め寄られている。