インテル・マイアミは23日、リオネル・メッシとの契約延長を発表した。
2023年夏にパリ・サンジェルマンを退団したメッシは、アメリカのメジャーリーグ・サッカー（MLS）に所属するインテル・マイアミに加入。早々からクラブ初タイトルとなるリーグスカップ制覇に導き、翌シーズンにはMLSレギュラーシーズン最高成績のサポーターズ・シールド獲得を成し遂げた。
今シーズンもメッシは、インテル・マイアミで公式戦43試合で37得点19アシストを記録する大活躍。直近の3試合で5得点5アシストを記録してチームのプレーオフ進出に大きく貢献した。
そんなメッシだが、2023年夏にインテル・マイアミと結んだ契約は今シーズン終了後に満了予定。セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバのチームメイトが引退を表明した一方で、アルゼンチン代表は契約延長に近づくと報じられてきた。
そして23日、インテル・マイアミはメッシとの契約延長を発表。2028年までの契約を結び、さらに2シーズンアメリカの地でプレーを続けることが決まった。
メッシはクラブの公式ウェブサイトで「ここにいられること、新スタジアムのマイアミ・フリーダム・パークでプレーすることで夢であるだけではなく、美しい現実になったこのプロジェクトを続けることができて本当にうれしい。マイアミに到着してからとても幸せだから、ここで続けられることに本当に満足している」と話し、喜びを続けた。
「僕たちはついにマイアミ・フリーダム・スタジアムでプレーできるこの瞬間を本当に楽しみにしている。完成が待ちきれないし、ファンのみんなにも楽しんでもらいたい。このような壮大なスタジアムでプレーすることは特別なものになるはずだ」
また、クラブ共同オーナーのデイヴィッド・ベッカム氏は「私たちのビジョンは最高の選手をインテル・マイアミに連れてくることで、まさしく私たちがやり遂げたことだ。この街でプレーしたことのなかった最高の選手を連れてきた。これは私たちのマイアミへの献身性を示すだけではなく、レオのこの街、クラブへの献身性を示したものだ。彼は今までと同様の情熱を持ち、勝利への意欲もある。サッカーを愛し、この国でサッカーのために多くのことをやり、次世代の若手を鼓舞する選手がいることは私たちにとってとても幸運なことだ」とコメントした。