インテル・マイマミのオーナー、ホルヘ・マス氏が、今夏FWリオネル・メッシを獲得できた理由を語っている。
2022-23シーズン限りでパリ・サンジェルマンを退団したメッシは古巣バルセロナなどからも誘いを受けたものの、最終的にアメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)挑戦を選択した。
スペイン『エル・パイス』とのインタビューに応じたマス氏によれば、デイビッド・ベッカム氏も経営に参加するインテル・マイアミは、数年前からメッシを獲得する方法を模索していたという。
「私は3年間それに着手していた。この1年半はとても激しく動いたよ。ホルヘ(・メッシ氏、メッシ父親で代理人)と何度も話し合ってね。実現で切ると思ったのは5月の後半だ。フットボール的なテーマについては、デイビッドがレオと話し合った」
「私たちはバルセロナ、マイアミ、ロサリオ、ドーハで話し合いの場を持った。カタール・ワールドカップで、私はずっとアルゼンチンを追いかけていたんだ。契約締結の決め手となったのは、(MLSと)アップルの契約だね」
「メッシはMLSを世界で2〜3本の指に入るリーグにできる。彼自身もここに足跡を残す意欲があるし、フットボールを超えた範囲でもそうできるだろう。引退した後もこのクラブの活動に参加できるんだ」
ホルヘ・マス氏はさらに、メッシと結んだ契約についても明かし「年間で5000〜6000万ユーロ(約80〜95億円)」と語った。その一方で、インテル・マイアミがメッシほかMFセルヒオ・ブスケツを獲得したことについては「私たちはメッシと同等のレベルにある選手たちで彼のことを囲みたいと思っている。ブシとは大体1年前から話をしていた」と発言。グレミオFWルイス・スアレスなどを獲得する可能性もあるようだ。
「あと2〜3選手の補強があるだろう」
「(L・スアレスは)契約と違約金があるし、クラブを去るかは分からない。ディ・マリアとも話し合いの場を持ったが、しかし違うチームと契約目前のようだね」
