inter bastoni(C)Getty Images

インテルが破竹の8連勝で首位キープ!ユヴェントスはローマとの死闘で大逆転勝利

セリエAは9日、各地で第21節が行われた。

前節終了時点で首位のインテルは、今季リーグ戦で唯一敗れた相手であるラツィオをホームに迎える。激しい攻防が続く中で30分、CKのこぼれ球を拾ったバストーニが強烈なミドルシュートを突き刺し、インテルが先制に成功する。しかしその5分後、素早いリスタートから相手エースのインモービレにネットを揺らされ、同点で前半を折り返す。

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後半はインテルが主導権を握り、64分にはドゥンフリース、ペリシッチ、サンチェスと立て続けに押し込みに行くが、ラツィオの必死の守備に阻まれる。それでも67分、ついに勝ち越しに成功。FKを左に展開すると、バストーニのピンポイントクロスにシュクリニアルが豪快に合わせた。79分には再びインモービレにネットを揺らされたが、オフサイドの判定でノーゴールに。試合はこのまま終了し、2-1でインテルが勝利。リーグ戦8連勝を達成した。

ローマ対ユヴェントスの名門対決は、壮絶な打ち合いに。まずは11分、ローマがCKからエイブラハムがネットを揺らして先制に成功。その後ディバラのゴールで追いつかれたが、後半に入ってムヒタリアン、ペッレグリーニと追加点を重ね、53分までに3-1とする。

しかし、ここからユヴェントスが反撃。70分、モラタのクロスにロカテッリが合わせてネットを揺らすと、その2分後にはクルゼフスキ、77分にデ・シリオが続き、一気に4-3と逆転に成功した。

だが、試合はこれで終わらない。81分、デ・リフトがボックス内でハンドを取られてPKを献上。さらに2枚目のイエローカードで退場となる。同点に追いつく絶好機を得たローマだったが、主将ペッレグリーニのキックは守護神シュチェスニーがストップ。この結果、ユヴェントスが4-3と逆転で壮絶な一戦を制している。

その他、ナポリは吉田麻也が欠場したサンプドリアに1-0と勝利。アタランタは敵地でウディネーゼに6-2と大勝した。

この結果、1試合消化の少ないインテルが勝ち点49で首位をキープ。ミランが同48で続き、ナポリ(43)、アタランタ(41)、ユヴェントス(38)が続いている。

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