現地時間24日、イタリア・セリエA第9節ではインテルとユヴェントスによるイタリア・ダービーが行われた。
リーグ無敗で来ていたものの、前節ラツィオに初黒星を喫したインテル。一方、開幕当初の不振から抜け出し、公式戦6連勝中のユヴェントスは4試合連続で1-0勝利と、いわゆる“ウノゼロ”が続き堅守が光る。ジュゼッペ・メアッツァに今シーズン最多の57,000人という観衆が見守る中、177回目のイタリア・ダービーが幕を開けた。
立ち上がりからダービーらしい拮抗した展開が続く中、14分にアクシデントが発生。ロングパスに抜け出したベルナルデスキがエリア内左で縦に仕掛けたところで倒れ、自ら交代を要請。右肩が脱臼したようで、治療を受け一旦ピッチを離れる。
一時的に10人となったユヴェントスに対し、容赦なく攻めるインテルは17分、ペナルティーエリア手前でシュクリニアルからの横パスを受けたチャルハノールが右足を振り抜く。強烈なシュートがDFに当たってクロスバーを叩くと、こぼれ球をジェコが押し込みインテルが先制する。
肩を脱臼したベルナルデスキがプレー続行不可となったユヴェントスは、代わりにベンタンクールを投入。同点に追いつくべく反撃に出るものの、前線のモラタ、クルセフスキがなかなかゴール前でボールを受けられず、セットプレーに活路を見出すもインテルの守備も集中しており決定機に繋がらない。
逆にインテルはジェコのポストプレーと左サイドのペリシッチが起点となって追加点のチャンスを作り出すが、1点リードのまま試合を折り返した。
後半も1点を追うユヴェントスがインテルの守備陣を前に攻めあぐねる展開に。ボールポゼッションではインテルが上回り、ボールを保持しながら試合をコントロールしていく。
拙攻の続くユヴェントスは65分、クルセフスキとクアドラードを下げてディバラとキエーザを投入。71分にはキエーザが倒されて得たゴール前でのFKをディバラが狙うも、GKハンダノヴィッチがかろうじてセーブする。
前線の脅威が増したユヴェントスに対し、インテルは72分、ラウタロ・マルティネスとペリシッチを下げてアレクシス・サンチェスとドゥンフリースを投入。しかし、この交代が結果的に裏目に出てしまう。
83分にユヴェントスがマッケニーを下げてアルトゥールを投入したところで、VARのチェックが入る。少し前のプレーでドゥンフリースがサンドロの足をペナルティーエリアギリギリのところで蹴っており、これがエリア内のファールという判定となりPKに。インテルのシモーネ・インザーギ監督は感情を爆発させてしまい、レッドカードで退席処分を受けてしまう。
このPKをディバラが決めてユヴェントスが同点に追いつくと、残りのアディショナルタイムの5分間でユヴェントスが逆転を狙い攻勢に出るも決勝ゴールは生まれず。177回目のイタリア・ダービーは1-1のドローに終わった。
■試合結果
インテル 1-1 ユヴェントス
■得点者
インテル:ジェコ(17分)
ユヴェントス:ディバラ(89分PK)




