セリエAは4日に第23節が行われ、インテルとユヴェントスが対戦した。
現在セリエA15試合無敗（12勝3分け）の首位インテルと、17試合無敗（13勝4分け）の2位ユヴェントスによるダービーマッチ。今季の優勝争いを占う大一番がスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われた。
序盤からボールを握るインテルは18分、ボックス内へ飛び込んだディマルコに決定機。さらに25分にもチャルハノールの絶好のパスからテュラムがビッグチャンスを迎えたが、これも決めきることができない。一方のユヴェントスは32分、ボックス内でヴラホヴィッチがマッケニーのパスを受けたが、DFのブロックに阻まれる。
すると37分、インテルが均衡を破る。バレッラがボックス内にクロスを送ると、パヴァールはシュートを打ちきれなかったが、背後に飛び込んだテュラムについていたガッティに当たってゴールイン。ホームチームが大きなリードを奪う。
リードを奪ったインテルは後半もボールを保持し、57分にはチャルハノールがポスト直撃のシュートを放つ。反撃したいユヴェントスは60分、ボックス内で決定機を作るもシュートまでは至らず。55分過ぎからはオープンな展開が続き、両チームがチャンスを迎えた。
追加点を狙うインテルは69分、ボックス内フリーとなったバレッラがボレーシュートを狙ったが、GKシュチェスニーのファインセーブに阻まれる。87分にもアルナウトヴィッチがフリーで合わせたが、ここもGKシュチェスニーのスーパーセーブに防がれた。
それでもインテルは最後まで1点を守りきり、ユヴェントスを1-0で撃破。勝ち点を57まで伸ばすことに成功し、1試合未消化ながら2位ユヴェントスとの差を「4」まで広げることに成功した。