Frattesi Lecce Inter Serie A 2023 2024Getty Images

インテルMFが明かす「合宿で強く見えなかったが開幕したら変貌した」選手とは?

インテルに所属するイタリア代表MFダヴィデ・フラッテージが、27日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューで自身の現状やチームなどについて語った。

昨夏サッスオーロからインテルに加入し、ビッグクラブへのステップアップを果たしたフラッテージ。だが24歳MFは、今シーズンのセリエAで首位を走るシモーネ・インザーギ指揮下の中盤でニコロ・バレッラやヘンリク・ムヒタリアンの壁に阻まれ、セリエAでの先発は3試合とベンチを温める日々が続いている。

「インテルを選んだことは全く後悔していない。セリエAの他のMFも全員、ここではプレーできないはずだからね。僕だってすぐにレギュラーになれるとは思っていなかった。ベンチでフラストレーションがたまるわけではない。自分は自分の道を進み、レギュラーになるために進化しなければならないんだ。バレッラも以前はインクルソーレ(襲撃者)だったが、現在はパス回しがかなりうまくなった。僕もメンタル面で進化しなければならない」

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またフラッテージは、セリエAで単独首位を走るインテルの強さの秘訣や47歳の指揮官インザーギの長所などを明かした。

「インテルの秘訣は、レベルが極めて高いが誰もスター気取りをしないところだろう。誰に一番驚いたか? (マルクス)テュラムだね。合宿では、技術的にそれほど強いように見えなかったが、リーグ戦が開幕したら変貌したんだ。ワンツーやミリ単位のパスがものすごい」

「インザーギは僕らをどのようにマネージメントすれば良いのかわかっていて、うまくいかない日には適切な言葉をかけてくれる。監督は、誰一人として選手を失わなかったところが素晴らしい。ずっと同じ選手がプレーしている時でも、僕ら全員が重要であると感じさせてくれて、モチベーションを与えてくれる。それが重要だ。スクデットへの道のりはまだ長い。だが獲得できたら、祖母を優勝パレードのバスに乗せたい」

最後にインテルMFは、イタリア代表指揮官のルチアーノ・スパレッティにも言及。「スパレッティとはすぐにフィーリングが生まれた。彼はピッチにおいてマニアックなので、ナポリで成し遂げたことを再現できるかもしれないね」と語った。

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