イギリス『BBC』の解説を務めた元イングランド代表マシュー・アップソン氏は、インテルの戦いぶりに感銘を受けている。
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグで、ミランと対戦したインテル。ファーストレグを2-0で制して迎えた第2戦は、ボールを譲りながらカウンターを主体にチャンスを伺う。すると74分、ロメル・ルカクとのパス交換からボックス内に侵入したラウタロ・マルティネスがニアを撃ち抜いて先制ゴールをマーク。これが決勝点となり、1-0で勝利。2試合合計3-0で決勝進出を決めた。
優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりにCL決勝戦の舞台へと進んだインテル。『BBC Radio 5 Live』で解説したアップソン氏は、その戦いぶりを称賛している。
「なんて夜なんだ。サッカーについてはあまり関係ない。試合は平均的で、クオリティ面ではかなりずさんだった。だが、我々が目にしたのは、勇敢なインテルの姿だった。仕事を成し遂げる方法を理解していたね」
「ミランはこの夜、ビハインドをひっくり返す十分な力を示せなかった。序盤に何かを起こす絶好のチャンスを手にしたが、物足りないのは明らかだったね。その後はインテルが主導権を握った。彼らのための夜だった」
「最も身近なライバルを破ってCL決勝に進むのは、そう何度もあることではない。インテルには十分その資格がある」
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