Handanovic Onana InterGetty

バルセロナ戦の勝利でインテルGKの序列に変化は?OBがオナナの抜てきに見解

インテルOBでGKコーチを務めた経験も持つイヴァーノ・ボルドン氏が6日、インテル情報サイト『FcInter1908』のインタビューに応じ、古巣について持論を展開した。

シモーネ・インザーギ指揮下で2年目を迎えたインテルは、リーグ戦で2連敗を喫するなど成績が低迷し、指揮官の進退も問われ始めた。だがそんな中で臨んだチャンピオンズリーグ(CL)のバルセロナ戦において、インテルは1-0と勝利。今後、チームへの追い風となるかもしれない。元インテルGKが見解を示した。

「転機の試合となることを願っているよ。チームの雰囲気やメンタル面においても重要な勝利になった。結果自体も重要だが、あのパフォーマンスは自信につながるはずだ。バルセロナが試合の大部分でボールを保持したこともあり、インテルはより低い位置でプレーし、全員が自分の役割を果たしたと言える」

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今シーズンのCLの試合では、守護神として新加入GKアンドレ・オナナが起用されている。好パフォーマンスが評価されているが、インテルは今後リーグ戦においても正GKサミル・ハンダノヴィッチに代えて26歳GKを先発させるべきなのだろうか。ボルドン氏は自身の見解を示した。

「これほど重要なバルセロナとの一戦において、プレーするのは簡単ではなかったはずだ。だがバルセロナ戦において、オナナの出番は多かったわけではなく、まだ完全な判断を下す気分にはなれない。判断は、継続的に彼のプレーを見てからだ。オナナはオランダで素晴らしい経験を積んだが、セリエAでのプレーは心理面でも異なる。自信を得る必要もあるだろう。それにインザーギがハンダノヴィッチをベンチに固定することに賛成するかどうかは分からないが、不運な時期を過ごしている彼に、現在の状況について説明もしなければならないだろう」

さらにボルドン氏は、インテルの下部組織出身の24歳DFフェデリコ・ディマルコについて意見を述べた。

「ディマルコの身体能力や技術を考えると、左ウィングバックでプレーするべきだ。その方が能力を最大限に発揮できる。守備能力はトップクラスとは言えず、インザーギもそれが分かったようで、確実に活躍できる場所で彼を活かしている」

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