CalhanogluGetty Images

インテルがチャルハノール弾でCL2勝目!バルセロナはバイエルン戦に続く敗北…首位浮上のラ・リーガと異なり不調引きずる

4日のチャンピオンズリーグ・グループC第3節、ジュゼッペ・メアッツァでのインテル対バルセロナは1-0でインテルの勝利に終わった。

先週末、2019-20シーズンの第29節以来となるラ・リーガ首位の座を手にしたバルセロナと、4勝4敗という成績でセリエA8位に位置するインテルの対戦。だが、この試合はこれまでの足跡・調子とは真逆の展開となる。

前半、ボールを保持したのはバルセロナだったが、深みのある攻撃を仕掛けられず。インテルのトランジションを中心とした攻めの方がより深く相手ゴールに食い込んでいった。コンスタントに惜しい場面を生み出していくインテルは24分、ボックス内でのエリック・ガルシアのハンドを主張したが、これはVAR介入の結果ラウタロのオフサイドを取られている。

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バルセロナはペドリがその技術の高さでインテルのプレスをいなし、アタッキングサードまでの攻撃を可能としたが、そこから先はデンベレ、レヴァンドフスキ、ハフィーニャのトリデンテが沈黙(とりわけデンベレのドリブル突破の精度が悪い)。そして前半アディショナルタイム1分、堅守速攻が冴えるインテルの方が、やはり先制点を記録する。ペナルティーアーク手前で前を向いてボールを受けたチャルハノールが右足を強振。地を這うボールが枠内左に収まった。

後半、バルセロナはインテル陣地で試合を進めるが、なかなか決定機をつくることができない。また57分にはクリステンが負傷し、チャビ監督は代わりにピケを投入した。

61分、バルセロナはデンベレがフィニッシュまで持ち込んだものの、GKオナナのセーブ、その後とポストに当たり同点弾とはならず。チャビ監督は64分、ハフィーニャをマルコス・アロンソを下げてアンス・ファティ、バルデもピッチに立たせて攻勢を強めた。すると67分、執拗にドリブル突破を仕掛けるデンベレがついに右サイドを破ってクロスを送り、混戦の中からペドリがネットを揺らす。しかし、これはデンベレのクロス後にA・ファティがハンドを犯していたため、ゴールと認められなかった。

終盤、バルセロナはガビの代わりにケシエを入れ、ピケも前線に残して最後まであきらめずに攻め続ける。アディショナルタイムには、ボックス内でダンフリースのハンドがあったように思えたが、しかしながらPKは取られず。結局、インテルが虎の子の1点を維持したまま試合終了のホイッスルを聞いている。

これでグループCの順位は1位バイエルン(勝ち点9)、2位インテル(勝ち点6)、3位バルセロナ(勝ち点3)、4位ヴィクトリア・プルゼニ(勝ち点0)に。バルセロナは、CLではバイエルン戦に続く敗戦と、好調のラ・リーガとは異なりつまずき続けている。

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