インテルがアデモラ・ルックマンと条件面で合意に達したようだ。
昨シーズンにあと一歩のところでセリエA制覇に届かず、またチャンピオンズリーグでは決勝進出を果たしたが、パリ・サンジェルマンに完敗して無冠で終わったインテル。新シーズンでタイトル奪還に向けて今夏の移籍市場ではFIFAクラブワールドカップの前に補強を進め、さらに注目の若手FWアンジュ=ヨアン・ボニーを獲得した。
そんなインテルは現在、さらなる補強に動いており、今夏の去就に大きな注目の集まっているルックマンへの関心を強めている。今夏にアーセナルなどからの関心も届いた同選手は、アタランタで2シーズン前のヨーロッパリーグ優勝を成し遂げるなど活躍したが、昨シーズンにジャンピエロ・ガスペリーニ監督と確執があり、今夏に新天地を求める可能性が高まっている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が18日に伝えたところによると、インテルとルックマンは条件面で合意に達した模様。しかし、アタランタとのクラブ間交渉は依然として続いており、同クラブは移籍金として4000万ユーロ(約69億円)以上を求めているようだ。
また、インテルのスポーティングディレクターを務めるピエロ・アウシリオ氏は、ルックマン獲得の可能性について『スカイスポーツ・イタリア』で「我々にはアタランタとの友情と敬意のあるとても良い関係性がある。彼らと話をしていると言うことができる。我々はルックマンをとても気に入っていて、彼と契約したい。しかし、彼はアタランタの選手で、彼らと合意に達しないといけない」と話していた。


