ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、20日のウディネーゼ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、謙虚な姿勢を見せた。
ナポリは20日、セリエA第4節でウディネーゼと対戦。敵地で4得点を奪うなど圧倒的な力を見せつけ、4-0と快勝した。ナポリはセリエAで唯一、開幕から4連勝。インテルやミランを抑えて単独首位に立ったが、主将インシーニェは謙虚な気持ちを貫く。
「満足しているが、順位表を見るのは無駄だ。リーグ戦はまだかなり長いからね。監督はチームに自身の特徴を吹き込もうとしているところで、素晴らしい仕事を見せている。チームのクオリティは優れているが、まだ完全に表現できたわけではない。監督はこれから、選手全員の力を最大限に引き出そうとしている。しかし他にも多くの強豪チームが存在している。ローマやミラン、インテル。それにユヴェントスやアタランタも。1試合ごとに集中していかなければならない」
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「首位に立ったことで、目標を達成したなんて考えてはならない。これはまだ出発点でしかない。道のりは長いため、集中力を保ち、消耗したエネルギーを回復していく必要がある。3日後には、ジェノヴァでの難しい一戦も控えている。今日の勝利に歓喜する一方、落ち着いて謙虚な姿勢を保たなければならない。謙虚さがなければ偉業は達成できない」
続いてインシーニェは、24分のアシストシーンについて言及。ナポリ主将は相手GKマルコ・シルヴェストリの頭上を跳び越す美しいループシュートを見せたが、ボールがラインを越える直前にFWヴィクター・オシムヘンが触ったため、ナイジェリア代表FWの得点として記録された。「構わない。チームが勝利したことが重要なんだ」とコメントした。