iniesta kobe 2(C)Getty Images

ヴィッセル神戸退団決定のイニエスタ、6/6の古巣バルセロナ戦を心待ちに「感謝を伝えるこれ以上の機会はない」

ヴィッセル神戸退団が決まったMFアンドレス・イニエスタは、6月6日に予定される古巣バルセロナとの対戦を心待ちにしているようだ。

下部組織時代からバルセロナ一筋で、2002年から2018年にかけて同クラブで活躍したイニエスタ。ラ・リーガ9回の優勝や8度のチャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを獲得し、バルセロナ黄金期の中心に。さらにスペイン代表としても、ワールドカップ優勝やEURO連覇を成し遂げている。そんなスペインのレジェンドは、2018年夏に神戸へと完全移籍で加入。世界中の注目を集めると、ピッチ上でも世界トップレベルのプレーを見せてチームを牽引。明治安田生命J1リーグではこれまで通算113試合に出場しているほか、2019シーズンには天皇杯制覇に大きく貢献し、クラブに初のタイトルをもたらした。

しかし、5月11日に39歳となった2023年はここまで先発がなく、J1リーグ3試合、JリーグYBCルヴァンカップ2試合のみ出場とプレー時間を減らしていた。そして25日に会見を開き、退団を発表。神戸を去る決断を下した。三木谷浩史会長は、7月1日に本拠地ノエビアスタジアムで行われるJ1リーグ第19節の北海道コンサドーレ札幌戦がラストマッチになる予定だと明かしている。

会見に出席したイニエスタは、選手やスタッフ、ファンや日本への感謝も口に。また「このクラブを去る前にまだ2つ、自分にとってもクラブにとっても大事な日が残っている」とし、6月6日に国立競技場で予定されるバルセロナとの試合を心待ちにしていることを明かした。

「1つ目は、6月6日。自分がヴィッセル神戸で初めてタイトルを掲げたあのスタジアムで、自分の古巣であるバルサと対戦します。自分にこれまで多くのことを与えてくれたみなさんに、感謝を伝えるこれ以上の機会はないと思います。この素晴らしく特別な日を、国中のみなさんと楽しむことができたら嬉しいです」

「2つ目、自分にとってとても特別な日になるのが7月1日です。ヴィッセル神戸のユニフォーム着て、過去5年間ホームとしてきたノエビアスタジアムで最後のお別れを告げる日になります。みなさんのホームスタジアムでもあるノエビアでお会いできることを心待ちにしています。心の奥底から、本当に『ありがとうございました』。この素晴らしい時をみなさんと一緒に共有できたことは、自分にとってかけがえのない宝物です」

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