Ciro Immobile Italy Northern IrelandGetty Images

インモービレ、代表で約1年半ぶり得点も19歳ラツィオMFの急逝に悲痛「彼に捧げる」

ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが25日、代表戦で493日ぶりに挙げたゴールを交通事故で急逝した19歳のラツィオMFダニエル・グエリーニに捧げた。イタリア国営放送『Rai』のインタビューで語っている。

インモービレは25日、パルマで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の北アイルランド戦で先発。38分にイタリアの2点目を決めて2-0での勝利に貢献した。ラツィオFWにとって、代表でのゴールは2019年11月のアルメニア戦(9-1)でドッピエッタ(1試合2得点)を記録して以来、約1年4カ月ぶり。インモービレは、直近の1カ月半は所属クラブにおいても無得点が続いており、久々の得点で重圧から解き放たれたことに安堵した。

「代表では約1年半、ゴールを決めていなかったので解放されたよ。他に2回、ゴールチャンスがあったが簡単ではなかった。1回目は滑ってしまい、2回目はGKが素晴らしいセーブを見せた。複雑な試合だっただけに、ゴールは非常に重要だった」

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続いてインモービレは、自身が所属するラツィオの下部組織でプレーしていた19歳グエリーニの突然の訃報に心を痛めた。

「ダニエルや彼の家族に思いを馳せている。今日のゴールと勝利は彼らに捧げたい。最悪な敵にでさえ、望まないような出来事に向き合っている。僕らは非常に悲しんでいて、悲嘆にくれている。彼の家族に寄り添って哀悼の意を表したい」

イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニも、若きラツィオMFの急逝について「恐るべき悲劇だ。こんなことは起こるべきではない。とても遺憾なことだ」と述べた。

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