ibrahimovic milan(C)Getty Images

41歳イブラヒモヴィッチ、今季最終戦での復帰を熱望か…ミラン退団濃厚とも

ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチは、今季最終戦での復帰を熱望しているようだ。

2020年1月にミランへと復帰を果たしたイブラヒモヴィッチ。すると、ステファノ・ピオリ監督とともに若きチームの精神的支柱となってチームを劇的に改善させ、2021-22シーズンには11年ぶりのセリエA優勝に導いた。

41歳となった今でもピッチに立てば存在感を放つイブラヒモヴィッチだが、近年は度重なるケガに悩まされることに。今季は膝の手術の影響で前半戦は一度も出場できず、2月に一度復帰を果たしたが、さらなる負傷で再離脱。未だ4試合にしか出場できていない。

『コリエレ・デッラ・セーラ』によると、イブラヒモヴィッチはミランとの契約を更新する可能性は「極めて低い」という。契約満了に伴い今季限りでの退団が濃厚であり、親交のあるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏がオーナーを務めるモンツァが契約に向けて接触しているとも報じられている。

そして、今季最終戦でファンへ別れを告げる考えなのかもしれない。4月23日のレッチェ戦前のトレーニングで負傷して今季中の復帰は難しいとされていたイブラヒモヴィッチだが、『コリエレ・デッラ・セーラ』によると、本拠地サン・シーロでの最終戦となるセリエA第38節ヴェローナ戦の出場へ向けて懸命に努力を続けているという。たとえ短い時間でもピッチに立つため、可能な限りのことを行っているようだ。試合日の6月3日まで「時間との戦い」となっており、「これがファンへの別れになるかもしれない」と伝えられた。

昨季はスクデットを獲得し、今季は16シーズンぶりにチャンピオンズリーグ準決勝に進んだミラン。近年の躍進を支えてきた偉大なレジェンドは、今季最終戦でピッチに立つことができるだろうか。

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