ハンブルガーSV(HSV)は9日に行われるブンデスリーガ第15節でヴォルフスブルクと対戦。この試合でFW伊藤達哉が先発メンバーに復帰する可能性が高まっている。
今シーズン第6節のレヴァークーゼン戦でトップチームデビューを果たした伊藤はその後のリーグ戦は6試合連続出場。サイドで常に突破を試みるその姿は観衆を魅了し、早くも地元ハンブルクでは人気選手の1人となっている。
だが先月19日の第12節シャルケ戦では精彩を欠き、前半のうちに交代となると、その後2試合には出番が訪れず。マルクス・ギスドル監督は第13~14節ではFWフィーテ・アルプとボビー・ウッドを前線に置いて臨んでいた。
しかしながら、同監督はその1戦目ではホッフェンハイムに3-0と快勝を収めるも、2戦目フライブルク戦(0-0)ではその采配が機能しなかったとの判断に至った模様。そのため、ドイツ誌『キッカー』は次節ではウッドが外れ、代わりに伊藤がスタメンに復帰すると予想した。
地元メディア『ハンブルガー・モルゲンポスト』も、伊藤に関して「ヴォルフスブルクの守備を崩すために必要になるかもしれない」と伝えた。主将・酒井高徳とともに先発メンバーに名を連ねる可能性については言及しないも、「HSVが2021年までの契約を目指す」同選手の出場こそは濃厚と見ているようだ。


