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2024年5月29日 14:00

速度制限や通信量が気になる！ギガを消費せず動画を視聴する方法4選

動画視聴時などに気がかりとなるデータ通信量や通信速度制限。おすすめのポケット型WiFiやモバイルデータプラン、ギガ消費を抑えながらスマホやPC、タブレットなどを使用する方法は？

スマートフォンやPC、タブレットなどで動画コンテンツを視聴する際、環境や使い方によってデータ通信量が大きくなる可能性がある。

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その結果としてインターネット回線の速度制限がかかることもあるが、本記事ではギガ（スマホなどのデータ通信量を指す通称）を抑えながらコンテンツを楽しむ方法を紹介する。

方法①：サービスの画質設定の最適化

多くの動画サービスには、使用しているデバイスや好みに応じて画質を設定する機能が設けられている。一般的に高画質になればなるほどデータ通信量も膨大なものとなるため、画質設定を低くすることで“ギガ”の消費を抑えることが可能だ。

目安として、楽天モバイル株式会社の移動体通信事業サービス『楽天モバイル』が公表しているデータによれば、『YouTube』で720p(HD高画質)で動画を視聴した場合、1分あたり12MB程度を使用。約1.4時間で1GBを使用することとなる。

もちろんプラットフォームや環境によって実際の“ギガ”は異なるが、各通信サービスや動画サービスが画質ごとの目安を記載していることも多いため、お使いの状況に合わせて確認してみるのもよいだろう。

方法②：オフライン視聴機能(ダウンロード機能)の活用

各動画サービスは再生中にネット通信を行うことで、待ち時間の極力少ない視聴を可能にしている。一方で、見たい動画が決まっている場合、プラットフォームによって設けられているオフライン視聴機能（ダウンロード機能）を活用し、事前にダウンロードしておけばスムーズに視聴が可能だ。

もちろんダウンロードには動画容量に応じた時間や“ギガ”がかかるが、通信量無制限の回線などでダウンロード後、外出時にデータ通信を気にせずに動画を視聴することなどもできる。もしくは、お使いの回線で月々のデータの使用上限が定まっている場合などに、使用量に余裕がある月に動画をダウンロードしておくなどの手段も有用だ。

その他、通信速度などが原因で動画再生がスムーズに行われない場合も、ダウンロードしてから視聴することで解決する可能性が高い。

オフライン視聴機能に対応している主要な動画配信サービスは以下の通り。

方法③：広告のブロック

動画サービスによっては、再生中に広告が挟まれる場合がある。一概にはできないが、その広告でも小さくない“ギガ”が使用されている可能性も。広告によるギガ使用を抑えたい場合、多くのサービスでは『YouTube』に対する『YouTube Premium』など、上位のプランに切り替えることで対処できることが多い。それ以外にも、利用規約の範囲内で広告ブロッカーなどを利用すれば、広告の表示を減らして“ギガ”を減らすことができる。

方法④：Wi-Fi環境の活用

最後に紹介する方法は、Wi-Fi環境やモバイルデータプランを利用に適したものに切り替えることだ。Wi-Fiにより、自身が契約している光回線やホームルーターの通信をスマホなどの各デバイスに接続することができる。多くのネット回線でデータ容量無制限のプランが用意されているため、安定した動画視聴が可能だ。さらに、ポケット型Wi-Fiであれば、各通信業者の基地局と接続して通信を行うため、スマホなどと同様に独立したプランで契約することで外出先でも使用できる。

一方、モバイルデータとは、携帯電話の回線を利用した通信のことであり、Wi-Fi非接続時のスマホは基本的にこちらを用いている。このモバイルデータ通信の上限はキャリアやプランによって様々であり、無制限となっている場合は少ない。とはいえ、使用頻度によっては大容量のモバイルデータプランに切り替えることで制限を感じずに動画を視聴することもできるため、自身に合ったサービスを探すことが重要だ。

おすすめのモバイルデータプランは？

【楽天モバイル】

『楽天モバイル』が用意しているモバイルデータプランは「Rakuten最強プラン」のみであり、ギガ使い放題でも月額3,278円(税込 ※通話料等別)と業界最安水準。契約事務手数料も無料なほか、プランもその月に使用したデータ使用量に応じて自動で切り替わる簡単な仕組みとなっている。

■Rakuten最強プラン

データ使用量	月額(税込)
20GB～ ※	3,168円
3GB～20GB	2,068円
～3GB	968円

※公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり。

【ahamo】

『ahamo』のモバイルデータプランはスタンダードなものが20GBまでで月額2,970円(税込)だが、通信量上限を引き上げたいユーザーに向けて、「大盛りオプション」も用意。通常のプランに80GBを上乗せし、計100GBまでの通信量上限で月額4,950円(税込)となる。データ上限の追加はいつでも可能であり、1GB刻みであれば都度+550円(税込)のため、24GB以上を利用する場合は「大盛りオプション」に利用がお得だ。

■ahamoモバイルデータプラン

データ使用量	月額(税込)
20GB～100GB 大盛りオプション	4,950円 2,970円(ahamo/20GB)+1,980円(大盛りオプション/80GB)
～20GB	2,970円 ※20GB超過後は1GB毎に+550円

おすすめのポケット型Wi-Fiは？

【楽天Wifi Pocket】

『楽天モバイル』は、スマホだけでなくポケットWi-Fiも販売。プランも「Rakuten最強プラン」のみで、スマホのモバイルデータプランと月額は同様だ。本体価格は2024年最新の「Rakuten WiFi Pocket 2C」が税込7,980円だが、購入時に楽天モバイルへ申し込むと7,979円引きで税込1円になるキャンペーンを実施中。実質的に、契約時は「Rakuten最強プラン」の料金のみを検討すれば良い仕組みだ。

スマホではなく、PCやタブレットで動画を視聴したい場合は、ポケット型Wi-Fiの購入をおすすめする。