あなたは、サッカークラブへの投資を考えたことがあるだろうか?
イタリアの名門クラブ・ヴェネツィアーー地球上でも有数の歴史ある都市をホームとするクラブが、独自のクラブ債を世界中のサッカーファンに向けて販売する。
2021-22シーズンはセリエA最下位で降格の憂き目にあったヴェネツィアだが、22-23シーズンは1年でセリエAに戻るべく、名物である運河を通って波の頂点に乗ることだろう。
Tifosy(ティフォジー)は、より明るいクラブの未来を築くために、ピッチ内外でクラブのオーナーと連携して、世界中のサポーターにクラブ債を購入するチャンスを得る登録を広く呼びかけている。
■どうすればヴェネツィアに投資できる?
ヴェネツィアへの投資機会について、ティフォジーは次のように発表している。
「新トレーニングセンターの建設はすでに始まっています。クラブの財政が安定するまでの間、クラブのオーナーがすべての資金を提供します」
「しかし、クラブが長期的な将来を見据えた新しいフェーズに移行するにあたって、オーナーはチームのサポーター、地元や世界のファンコミュニティ、そしてすべての投資家に、クラブと一緒に『ヴェネツィアFCボンド』へ投資するよう呼びかけています」
「『ヴェネツィアFCボンド』で調達した資金は、タリエシオの新トレーニングセンター建設に直接あてられます。この施設には、トレーニングピッチ、ロッカールーム、ジム、医療・リハビリ施設、そして新しいクラブ本部が設置される予定です」
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ベネツィアの資金調達に参加するには、最低1,000ユーロの投資が必要で、当初は5年間の定期投資計画が立てられている。参加を選択した人は、債権に対して年間7.5%の利息を受け取ることができ、また、期間内にクラブがセリエAに復帰した場合は、15%のキャッシュボーナスが支払われる。
Getty■ベネツィアで注目すべき選手たち
米国人実業家であるダンカン・ニーデラウアーが、2019年からクラブの会長を務めている関係で、ベネツィアにアメリカのスター選手が多数在籍していることは、それほど驚くことではない。アメリカ代表のタナー・テスマンとジャンルカ・ブシオは、同国人のパトリック・リールとともにプレーする。
ほかにも、フィンランド、カメルーン、フランス、ノルウェー、オーストリア、ポルトガル、スロベニア、ブラジル、イスラエル、スリナム、アルゼンチンなど、世界各地から集まった才能ある選手が所属する。チェルシー所属のDFイーサン・アンパドゥは、ウェールズ代表として今年のカタール・ワールドカップに臨むであろう選手だが、彼は21-22シーズンを期限付き移籍でヴェネツィアでプレーした。また、元マンチェスター・ユナイテッドのウインガーであるナニもMLSオーランド・シティを経てこの1月、ベネツィアに加入している。
■ティフォジーについて
ティフォジー・キャピタル&アドバイザリー(Tifosy Capital & Advisory)は、「スポーツに特化したアドバイザリー業務と投資ソリューションを提供するコンサルティング・ブティックファーム」である。「オンラインを通じ、透明性のある、完全に規制されたプロセスを通じて、個人と洗練された機関投資家をつなぐ、クラブとスポーツにフォーカスした資金調達の代替ソリューション」の提供を専門としている。


