YBCルヴァンカップ決勝の柏レイソル対サンフレッチェ広島が1日に国立競技場で開催され、3-1で勝利した広島が優勝を決めた。試合後、柏のFW小泉佳穂がコメントを残した。
3度目の優勝を狙う柏と、3年ぶり2度目の戴冠を目指す広島が相まみえた。試合は25分にロングスローから荒木隼人のゴールで広島が先制。続く38分にも東俊希の直接FKで加点した広島は、前半終了間際にもジャーメイン良が左足ボレー弾で3点目を挙げた。後半、柏は終盤に細谷真大のゴールで1点を返すも反撃はここまで。広島が3-1の勝利で優勝を決めた。
試合後、小泉は「完敗です。実力で負けました」と相手を称賛。自身のプレーについては、「もう少し前でボールに関われたら良かったですが、(チームが)有効な形で前進できていなかった。そっちのほうにエネルギーを割くことになった前半が悔やまれますね」と振り返った。
また、セットプレーから立て続けにゴールを挙げた広島について、「相手は自分たちをかなり研究して、ウィークポイントを突いてきた。自分たちの強みを出させない戦いをしてきました。ロングスローも練られたもので、僕たちはその回答(対策)をもっていなかったです。個人戦術、チーム戦術でも力が足りなかったかなと思います」と完敗を認めた。


