スタッド・ランスは12日、DF関根大輝と契約を結んだことを発表した。
拓殖大在学中に柏レイソルの特別指定選手として登録され、2023年5月にプロデビューを飾った関根。すぐさま主力として定着すると、昨シーズンは明治安田J1リーグで31試合に出場し、またパリ・オリンピック2024ではU－23日本代表の一員として3試合に出場、昨年10月にはA代表にも初招集されていた。
そんな評価を高める22歳DFだが、柏からスタッド・ランスへの完全移籍が決定。伊東純也、中村敬斗と2人の日本代表が活躍する同クラブだが、クラブ公式HPで「ヒロキはランスのユニフォームを身にまとう3人目の日本人選手になる」と発表した。契約期間は明かされていない。
スタッド・ランスのスポーツダイレクターであるポル＝エドゥアール・カイヨ氏は、「守備面では信頼でき、攻撃面でも大きく貢献できる。非常に完成度の高い選手だ。戦術的なバックグラウンドと守備の技術は、我々にとって貴重な財産になるだろう。フィジカル面もリーグ・アンに完全にフィットできる。ビルドアップの質も非常に高いし、ラスト30mのクロスも効果的だね」と絶賛。活躍に期待を込めた。