バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝は、今月中に戦線に復帰する見通しのようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
昨夏にシュトゥットガルトから加入した伊藤。しかし、プレシーズンマッチで中足骨を骨折し、昨年11月頭には再手術を受けたことが判明した。年明けにはランニングメニューを再開したことが伝えられていたものの、先月のヴァンサン・コンパニ監督のコメントから戦線復帰は3月以降とされていた。それでも『スカイ』は先日、本人が今週中の全体練習合流を示唆したと報じている。
そして『ビルト』は、伊藤が今月中にメンバー入りすると予想。25歳の日本代表DFのコンディションが万全な状態となり、実戦での起用は「あと2週間必要」と指摘している。また、伊藤にとって古巣対決でもある28日のブンデスリーガ第24節シュトゥットガルト戦(アウェー)で、初めてバイエルンの一員としての公式戦に出場する可能性があると伝えられた。
なお同紙によれば、バイエルンは伊藤に関しては「非常に慎重」とのこと。早すぎる実戦復帰による負傷の再発のリスクを、なんとしても避けたいとも伝えられている。
