フランクフルト地元メディアが、日本代表MF守田英正への関心報道に注目している。
昨夏にスポルティングCPへ加入した守田。すると瞬く間にチームにとって欠かせない存在となり、昨季はリーグ戦29試合で6ゴール3アシストの活躍を見せると、今季も開幕から全試合にフル出場し、首位快走の立役者に。また、日本代表にとっても不可欠な存在として昨年のワールドカップにも3試合で先発していた。
そんな28歳MFだが、先日ポルトガル『Record』はフランクフルトが関心を示していると報道。すでにスカウトが2度視察しているという。しかしスポルティングCP側はシーズン中の1月に放出するつもりはなく、フランクフルトは来夏の獲得を目指すと伝えられていた。
そしてこの報道に対し、フランクフルト地元メディアである『Frankfurter Rundschau』も反応。「新しい選手の到着? アイントラハトは次の日本人選手をリストに載せたようだ」とし、以下のように綴った。
「フランクフルトは(今夏の)イェスパー・リンドストロム(ナポリ)とランダル・コロ・ムアニ(PSG)の売却により、1億ユーロ(約158億円)を遥かに超える資金を得た。この一部は冬に再投資されるはずであり、強化担当のマルクス・クレシェは新たなストライカー以外にも、他のポジションに目を光らせている」
そして『Record』の報道を引用しつつ、「チーム内でもトップの1人であり、リーグ首位に立つ上で重要な存在」と分析。また、同じブンデスリーガのマインツも関心を持っていると指摘しつつ、以下のように続けた。
「ブンデスリーガで守田英正に興味を持っているのはフランクフルトだけではない。マインツも争奪戦に参加しているという。しかし、マインツ側が資金力でフランクフルトに太刀打ちできるかどうか、少なくとも疑わしい状況だ」
ポルトガル強豪で確かな実力を発揮する守田。今後は長谷部誠と共にプレーする可能性はあるのだろうか。


