トッテナムは、今夏に韓国代表FWソン・フンミンを放出する可能性があるようだ。
2015年にトッテナムへ加入すると、これまで公式戦454試合で173ゴール101アシストを記録してきたソン・フンミン。アジア人選手としてプレミアリーグ初の得点王に輝いた他、今季は韓国代表出身のキャプテンとして初めてヨーロッパリーグ優勝に貢献するなど、この10年間クラブの顔として力強くチームを牽引してきた。
そんなソン・フンミンだが、今季限りでトッテナムを退団するかもしれない。イギリス『テレグラフ』によると、現行契約が残り1年と迫る中、クラブ側は「チームのレジェンドに別れを告げるのに適したタイミング」と感じているという。
同メディアは、トッテナム側は1月に1年間の契約延長オプションを行使したが、これは「移籍金を守るため」だったと指摘。ソン・フンミンに対してはサウジアラビア勢が強い関心を示しており、今夏に大規模なチーム刷新を図るトッテナムが補強資金捻出のために放出する可能性があると伝えている。
『テレグラフ』は「彼の時代は終わりに近づいている」と指摘しているが、トッテナムのエースの去就に注目が集まっている。


