トッテナムFWソン・フンミンが、同僚FWリシャルリソンのゴールに喜びを露わにしている。
昨シーズンからトッテナムでプレーするリシャルリソンは、クラブと代表で難しい時期を過ごしている。ブラジル代表では2022年ワールドカップ以降ノーゴールが続き、トッテナムでは41試合で5ゴールに留まっている状況。
9日に行われたワールドカップ南米予選 ボリビア戦では交代後にベンチで涙を流し「より強くなるために心理学者の診察を受ける」とブラジルメディアに語るなど、メンタル面で苦しんでいることが報じられていた。
そのような中、トッテナムは16日にプレミアリーグ第5節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。1点ビハインドの状況で、リシャルリソンは80分にピッチへ。するとアデショナルタイムにブラジル代表FWがスコアを振り出しに戻し、100分にデヤン・クルゼフスキが逆転弾を奪って2-1と勝利した。
試合後にトッテナムの主将を務める韓国代表FWソン・フンミンがインタビューに応じ、待望のゴールを決めたリシャルリソンについて言及。『The Spurs Watch』が伝えた。
「リシャルリソンのゴールは、僕のゴールよりも嬉しかった。リシャルリソンは先週から問題を抱えていて、どうすれば彼を助けられるかを考えていたんだ」
ソンはリシャルリソンがピッチ外で問題を抱えていたことを認め「彼は才能ある友人だし、不運などで自分を責めていたのは残念だった」と同情を示している。
「僕も同じような(困難な)時期を経験しているから、気持ちはわかる。今日の試合で彼がより強い一面を見せ、成長してくれることを願っているよ」


