Petry ZsoltGetty Images

ヘルタ・ベルリン、問題発言のGKコーチを解雇…移民政策などを批判

ヘルタ・ベルリンがGKコーチのゾルト・ペトリを差別的な発言により、解雇したことを発表した。

ペトリは5日、ハンガリー『Magyar Nemzet』のインタビューの中で物議を醸す発言を連発。ライプツィヒGKペテル・グラーチがLGBTの権利を支持していることについて「彼が何がきっかけで同性愛者などのジェンダーアイデンティティを持つ人々のために立ち上がったのかはわからない。もし私が彼の立場だったら、怒りをあおるようなことはしなかった」とコメント。さらに、移民政策については「モラルの低下の表れ」と話し、批判の言葉が寄せられていた。

すると、ヘルタ・ベルリンは内部で話し合った末にペトリの解雇を決定。クラブは「多様性や寛容性といった価値観を積極的に推進しています。クラブ職員として公の場で行われたペトリの発言は、これらの価値観を尊重するものではありません」と説明している。

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職を追われたペトリは「私は同性愛嫌悪症でも外国人嫌悪症でもないことを強調したいと思う。移民政策に関する私の発言を深く反省し、侮辱したすべての難民の方々に謝罪したい」と謝意を示した。

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