現在フリーの32歳FWエデン・アザールだが、このまま現役引退する可能性も伝えられている。
リールやチェルシーで世界最高レベルのアタッカーとして活躍し、2019年に本人が「夢」と公言していたレアル・マドリー移籍を果たしたアザール。しかし加入直後から度重なるケガに悩まされ、4シーズンで公式戦76試合の出場にとどまることに。昨季終了後に退団し、現在はフリーとなっている。
フランス『Foot Mercato』によると、そんな32歳の元ベルギー代表FWには今夏に複数のクラブから接触があったという。サウジアラビアのアル・ヒラルの他、MLS(メジャーリーグ・サッカー)の数クラブやボタフォゴ(ブラジル)からも連絡があった模様。その他、ニースやマルセイユ、古巣リールもオファーを試みたようだ。
しかし同メディアによると、アザール本人がすべての提案を拒否したという。周囲の関係者は現役続行をアドバイスしているものの、本人は「すべてをやめて」引退を希望していると伝えられている。現在は、自由な時間を家族と過ごしているようだ。
その一方で『Foot Mercato』は、直近では「トルコのビッグクラブ」が関係者と会談を行ったという。「アザールにとって興味深い新たな挑戦になる可能性がある」と指摘しているものの、すべては選手の決断に委ねられているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
