Eden HazardGetty Images

開幕節で極上アシストのアザール、レアル・マドリーでも本領発揮か…「足首のことはもう頭にないのさ」とウインク

14日のラ・リーガ開幕節、レアル・マドリーは敵地エスタディオ・メンディオロサでのアラベス戦に臨み、4-1の快勝を収めた。この試合では極上のアシストを記録するなど輝いたMFエデン・アザールは、試合終了直後も絶好調だった。

レアル・マドリー加入以降、足首の負傷の影響により活躍するどころか、満足な出場機会も得られていなかったアザール。しかし今季は違うのかもしれない。この試合では、2年にわたって期待され続けたFWカリム・ベンゼマとの抜群の連系プレーを披露。極め付けはMFルーカス・バスケスのクロスをヒールで浮かせて、すぐそばにいたベンゼマのボレーシュート、先制点を導いた場面だった。これまで得点力不足に悩み続けたレアル・マドリーだが、天才同士のフィーリングがその問題を解消する可能性もある。

試合終了後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたアザールの様子はご機嫌そのもの。これまでの負傷に苦しむ悲観的な表情は消え失せ、加入当初に期待されたメガクラックとしての振る舞い、話し方を見せた。しかも、そのやり取りは英語ではなく、スペイン語で行われている。

「僕自身にとってもチームにとっても手応えがある試合だった。良い感じで4ゴールを決められたね。可能な限り勝利を重ねていきたいね」

「アンチェロッティとともにチームの決定力を増やせればいい。僕たちはゴールを決めるためにいるわけだから。今季は一丸となって、素晴らしいことを成し遂げられると思うよ」

「何より大切なのは全員が団結していることだね。僕たちは」

「僕の足首? 足首のことはもう、頭の外にあるよ」

アザールはインタビューを切り上げる際、まず右目、次に左目を閉じてと、連続のウインクをしてからその場を立ち去っている。

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