Cadiz CF v Real Madrid CF - La Liga SantanderGetty Images Sport

アザールが最も“恐れた”選手とは?「誰にも止められない存在。彼相手に守りたくなかった」

元ベルギー代表FWエデン・アザール氏は、現役時代に対戦した最も難しい相手について語っている。

リールでトップチームデビューを果たして頭角を現すと、2012年にチェルシーへと加入したアザール氏。同クラブでは公式戦352試合出場110ゴール88アシストを記録し、2度のプレミアリーグ制覇と2度のヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献した。その活躍が世界中で注目されると、2019年には憧れと公言していたレアル・マドリーに加入。しかし、度重なる負傷の影響もあって苦しい状況が続き、2023年に現役引退を決断している。

そんなアザール氏は、インフルエンサーのザック・ナニ氏のインタビューに登場。その中で現役時代に対戦した最も難しい選手について言及し、「ケヴィン・デ・ブライネはプレミアリーグ最高の選手の1人だけど、彼からボールを奪うこと自体はできたね」としつつ、マンチェスター・シティのレジェンドの名前を挙げた。

「でも、ヤヤ・トゥーレ相手には不可能だった。どんなことも気にしないような姿勢が好きだったよ。圧倒的な力があって、誰にも止められない存在だった。ヤヤ・トゥーレ相手に守りたくなかったよ。そうしようとしてもできないからね」

「でも逆の状況になると、彼も僕を相手に守れなかったと思う。想像してみて欲しい。190cmの大柄な男が170cmの小柄な選手を相手に守備をする……簡単じゃないはずだ。それに僕は力もあって重心も低かったから、それが有利に働いたんだ。確かに、時には少しオーバー気味で、おしりを突っ込んで相手を倒していたこともあったしね。ハイライトやYoutubeで観るのは良かったよ」

そのうえで「素晴らしいアタッカーは、時に守備陣の邪魔になってしまうことがある。僕もその1人だ。カリム・ベンゼマと一緒にプレーした経験から言えるのは、彼も常にフィジカル的な努力をし続けていたわけではないということ。ウスマン・デンベレさえも、常にそうしているわけじゃないと思うよ」と持論を展開している。

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